離乳期を乗り越えよう!! 赤ちゃんにごはんを食べてもらうために

こんにちは。スタッフのえみです。
子どもを育てていく中で、意外と大きな悩みになりがちな「食」

食は直接、成長に影響してくる大切なことですし、幼いうちに健康的な食生活を習慣づけてあげたいという親心から、理想的な食事をとるよう子どもに求めしまうのかもしれません。
特に離乳期の赤ちゃんのママたちは、他の家族とは別メニューで用意した離乳食を食べてもらえないと、がっかりしてしまいますよね。
しかし、頭ごなしに「食べなさい!」と言ってしまう前に、今一度、赤ちゃんの気持ちに寄り添ってみませんか?
ポイントは「赤ちゃんも人間。考えていることはみんな同じ」です(^^)b

赤ちゃんが離乳食を食べない理由と対策

まずは赤ちゃんが離乳食を食べてくれない理由を考えてみましょう。自分に置き換えてみると「そりゃ食べないよね」と納得できることも多いのではないでしょうか。

①乳離れしていない

《理由》
育児書や母子手帳には「生後○ヶ月頃には離乳食、○ヶ月頃からは刻み食…」と、大まかな目安が書かれていますが、全ての子どもが平均に当てはまるわけではありません。育児書に従えば離乳食を食べ始めている月齢でも、まだまだ母乳が大好きな子もいます。
私の知り合いの子には、1歳半を過ぎても食事のシメにはママのおっぱい、という子もいました。
《対策》
母乳もミルクも、満足するまで飲ませてあげてみてはどうでしょうか?

②離乳食が合っていない

《理由》
①と同様、その子にはその子の成長ペースがあります。歯も生えそろって「そろそろ刻み食」という月齢でも、まだまだペースト状の離乳食が好きな子もいます。
《対策》
刻み食をなかなか食べてくれない時は、もっと細かく刻んでみる、または思い切ってペースト状の離乳食にするなど、ステップアップしたいところも焦らずに前段階にステップダウンしてみてもいいかもしれません。

③メニューに飽きた、好きじゃない

《理由》
味覚は赤ちゃんの頃が最も多いと言います。
「大人になると味覚が変わって、嫌いだったものが食べられるようになった」という話もありますが、それは成長に伴って味覚が減り、嫌いだった味に鈍感になったからだという説もあります。
大人よりも味に敏感な赤ちゃんは、その分、嫌いなものも大人よりも多かったり、同じ味付けだと飽きてしまうのも早いのかもしれません。
《対策》
同じ味付けでも少しだけ薄くしてみたり、あるいは新しいメニューを試してみるのもオススメです。

④量が多すぎる

《理由》
ご飯を食べている最中に遊び始めてしまう子や、いつも残してしまう子、食べ終わるのにとても時間がかかる子は、もしかしたら一食の量がその子にとって多すぎるのかもしれません。
大人だって前の食事がまだお腹に残っていて空腹感がなければ、食べたいとは思わないですよね。
《対策》
栄養が不足しそうで、親としては残さず食べてほしいという気持ちになりますが、そこをぐっとこらえて、少なめの量でチャレンジしてみてください。
食事に30分以上かかっても食べ切れていなかったら、食事の量が多すぎるのが原因かもしれません。

⑤食器に飽きた、座り心地が悪い

《理由》
意外ですが、食器を変えるだけでご飯に興味を持つ子もいます。また、椅子の座り心地が気に入らないと座っていられず、ご飯を食べる余裕が生まれないという悪循環もあります。
《対策》
赤ちゃん用の食器で気をひいたり、テーブルにその子の好きなキャラクターグッズをおいてみるのも一つです。
椅子に座っていられない子は、ママやパパがだっこすると落ち着くこともあります。

《提案》
「このグッズが出てきたらご飯の時間」という認識を持たせるために、「ご飯だよ~」と声かけしながらスタイをつけてあげましょう。
何度も繰り返し行うことで、赤ちゃんも「スタイ=ごはん」と理解が進み、ご飯を食べる気持ちの用意が出来てきます。

うさぎスタイ 食事エプロンにもなる可愛いよだれかけ【PRISTINE プリスティン】
うさぎスタイ 食事エプロンにもなる可愛いよだれかけ【PRISTINE プリスティン】
https://www.petitefee.jp/fs/petitefee/30957060

スタイが小さくなってきたら、タオルクリップでタオルをスタイにしてあげましょう。

スタイクリップ タオルをスタイにするクリップホルダー【PRISTINE プリスティン】
スタイクリップ タオルをスタイにするクリップホルダー【PRISTINE プリスティン】
https://www.petitefee.jp/fs/petitefee/30950027

赤ちゃんにご飯を食べてもらう工夫


赤ちゃんも離乳食を始める頃には、好奇心が芽生え始めます。そして一番興味を持つのは、他でもないママとパパです。料理中に限ってぐずる子は、ママやパパの気をひきたいのと同時に、何をしているのかが気になってしかたながないのかもしれません。

①料理しているところを見せる

以前、教育評論家の方が話していたことなのですが、整然と盛り付けられた、出来上がった料理よりも、食材から盛り付けまでに至る行程を見せられた方が、人間は食欲をそそられるのだそうです。
そう言えば料理番組って必ず作る行程を映すよな~、と妙に納得したものです。
赤ちゃんも同じで、出来上がった離乳食を与えるよりも、作っている過程を見せた方が、食欲が沸くといいます。
首が座ったら、お母さんがお料理する姿が見える位置に、ベビー椅子を置いて見せてあげたり、おんぶしながら料理してみると、食欲が湧いてくるかもしれませんね。

我が家ではこれがとても効果的でした。
台所に連れていくと、それまでぐずっていた息子が静かになるんです。
中でもうちの息子が好きだったのは、野菜を刻む音と炒める音でした。
「これが○○ちゃんのごはんになるんだよ」という説明も聞いていたんだと思います。

②一緒に食べる

離乳期前の赤ちゃんが、ママとパパがご飯を食べているのを見て、真似して口を動かすのを見たことがありませんか? 赤ちゃんが食事に興味を持ち始める第一歩です。
美味しそうに楽しそうに食事をしているのを見ると、自分もやってみたいと思うのだといいます。真顔でじっと見つめられたら「食べる?」と離乳食を勧めてみましょう。

③ママ&パパが赤ちゃんよりも先に食べる

とは言え赤ちゃんに食べさせながら自分たちも食事をするのは至難の技で、
多くの家庭では先に赤ちゃんに食べさせてから、自分たちの食事を済ませているのではないでしょうか?
この方法だと赤ちゃんの食べ残しは親が食べられますし、効率的ではあります。しかし、赤ちゃんの食事への興味を刺激するには向きません。
もし可能であればママやパパのご飯を先に食べてみてください。その席に赤ちゃんも同席させて、食事の様子を見せてあげてください。美味しそうな楽しそうな食事風景は、食欲をそそります。赤ちゃんが「食べたい」と思う瞬間を演出してみましょう。

満腹になると人は怒ることが難しくなるそうです。
自分のお腹を満たし、イライラできない状態になってから赤ちゃんに食べさせてあげてください。

後片づけは極力手をかけずに

赤ちゃんは汚します。汚すことが仕事です。
とは言え食器洗いならまだしも、服やテーブル、床まで汚されるとがっくりしてしまうものです。しかし汚される度にイライラしていては疲れてしまうので、汚されることを前提にしてしまえば、少し気が楽になるかもしれません。

①テーブルクロス、ランチョンマットはビニール製

ビニール製のテーブルクロスを使い、食後は台ふきで拭き取りましょう。
布製はあと数年の我慢です。

②汚れた服はつけ置き洗い

赤ちゃんは汚します。汚すことが仕事です。
食事後の服は上から下まで汚されて当たり前だと思っておきましょう。始めから覚悟しておけばがっかり感も半減します。
食べこぼし汚れはシミになりがちですが、すぐに洗濯機で洗うのではなく、つけ置きすることで格段に落ちがよくなります。

洗濯パウダー 【PRISTINE プリスティン】
洗濯パウダー 【PRISTINE プリスティン】
https://www.petitefee.jp/fs/petitefee/31150538

離乳食が思うように進まないと、親としては心配でやきもきしてしまいます。「お菓子しか食べてくれない」といって悩んでいるママ友も中にはいました。
しかし食べられて喋れて動けるなら心配いりません。一番問題なのはママやパパがイライラしてしまうことです。
心配は尽きませんが、美味しそうに何かを食べてくれたら万々歳くらいの気持ちで気長に赤ちゃんと付き合っていきましょう。


Petite fee
https://www.petitefee.jp/

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA