ゆったりとした小人の暮らしは寝る前の読み聞かせにも「もりのこびとたち」

こんにちは、スタッフみぽです。
ひさびさに絵本の時間です。
今日おすすめの絵本はこちら♪

「もりのこびとたち」エルサ・ベスコフ おおつかゆうぞう

「もりのこびとたち」
作・絵:エルサ・ベスコフ
訳:おおつかゆうぞう
出版社:福音館書店

福音館書店の世界傑作絵本シリーズにも数えられているこの絵本は、スウェーデンのストックホルムで生まれ育ったエルサ・ベスコフが1910年に発表した作品で、ふかいふかい森の奥に暮らすこびとの一家の四季が描かれています。

お父さんとお母さん、そして四人の子どもたちの小人の家族。
頭には毒きのこの帽子をかぶっているので、人間や強いけものが来てもしゃがんでじっとしていれば大丈夫。

雄々しいお父さんは松かさのよろいを着て悪い蛇を退治したり、優しいお母さんは「わたすげの実」をたくさん摘んで、糸や布にして布団やあたたかいセーターを作ったり。
そして子どもたちは森の仲間と自然の中で学び、遊びます。

作者のエルサ・ベスコフによるあたたかいタッチの絵は、眺めているだけで優しい気持ちになれそう。
寝る前の読み聞かせにもぴったりの絵本だと思います。

読んであげるなら 4才から
じぶんで読むなら 小学校初級から

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