月のきれいな季節に読みたいフランスの絵本『月と少年』

こんにちは。

プチフィーのマキコです。

今朝はとっても良いお天気なのですが、

空気が冷たくて半袖では寒いですね。

もうこれくらいの時間なら、

太陽にあたれば暖かいかな?

さて、先日の読み聞かせボランティアで読んだ絵本をご紹介

月と少年
「月と少年」
作・絵: エリック・ピュイバレ
訳: 中井 珠子
出版社: アシェット婦人画報社

フランスの絵本なのですが、絵や色合いがとっても素敵ですよね

読む時間は10分でした。

お話の内容は、

毎晩、月に大きな布をかけて三日月をつくる仕事につく少年の話です。

その仕事につくための試験に合格した少年は、

月に行くための方法をなくしてしまい、

困っているところに街の住人たちが色々な方法で試してくれるのですが、

どれも失敗…。

このままでは三日月がなくなってしまう。

少年は月に行くことができるのでしょうか?

フランスの絵本なので、

登場人物の名前もユニークなんですよ。

中の文章も、ときどきこんな感じで並んでいて、

文字までもが絵の一部ように書いてあります。

月と少年

私はこの絵本を5年生に向けて読みました。

はじめは静かに聴いていましたが、

少年が失敗するところで、一人の子が「ふふっ」と笑うと、

次々に笑う声や「おお~」という声が聞こえてきました。

こういうアクションがあると、

「こどもたち、絵本の世界に入ってきているな」

と、嬉しくなりますね

秋になって月が綺麗に見える頃、

また他の学年の教室で読んでみたいと思います。

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